-面接で重要な自己PRと志望動機に特化-

面接(就職、転職)で必ず聞かれる質問に「自己PR」と「志望動機」がある。簡単に説明すると、自己PRとは自分の売りとなるポイントを訴えること。志望動機とは志望する会社でなくてはいけない魅力について訴えること。自己PRや志望動機が面接担当者の心に響けば、面接は成功したも同然だ。

しかし、これらを考えるのは一見簡単そうだが、実は相当の努力が必要である。自己研究や会社研究を事前に行い、試行錯誤を繰り返し構築していく必要がある。その作業が面倒がために、つい市販している面接マニュアル本を頼ってしまう面接志望者が多い。それでは皆、似たり寄ったりの自己PRや志望動機となり、面接担当者も「どこかで聞いたことのあるフレーズや言い回しだな」と思い、マイナス評価となってしまうのである。

しかし、ここは逆手にとって考えてみよう。これだけ多くの面接関連の書籍が販売されていると言うことは、利用者がそれだけ多いと言うことだ。そこで自分だけの独自性ある自己PRや志望動機を構築することで、面接突破が見えてくるのである。どの面接マニュアル本にも掲載されていない自分だけ

の文章で面接担当者に熱意を伝えよう。当サイト「わかりやすい面接」では、自己PRと志望動機について徹底的にサポートしている。自己PRと志望動機の構築に煮詰まっているのであれば一見の価値があるだろう。また、簡単だが面接突破するためのポイントを8つに絞り紹介しているので、面接直前のチェックとして役立つだろう。他に、女性志望者の面接質問や集団面接の対策も掲載している。これらをぜひ、面接対策の一環として利用していただければ幸いだ (2007/11/26 更新)。

最近の面接志望者の傾向について

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あるアンケートを実施した結果、昨年度の新入社員には安定志向が強まっているようだ。これは日本的経営システムの代名詞であった年功序列、終身雇用を望む社員が増加しているという結果である。これは景気が回復してきているとはいえ、それが一般庶民レベルで実感できる話でもなく、さらに将来への不安もあるからだろう。

しかし、実際に会社へ入社し働いてみるとわかるが、年功序列など仕事のできない社員を養うシステムのようなものである。それよりも業績主義の賃金体系の元で仕事の結果を出す制度の方が、ずっとやりがいがあるだろう。もちろん、仕事の結果をしっかりと評価してくれる人事システムが欠かせないのだが、そのような点を含め面接前の会社研究を十分行う必要がある。この手の話題はOB訪問で聞き出すと確実性が増す。

良くある面接質問について

自己PRや志望動機の他に、面接担当者からよく質問される内容について簡単に触れておく。

面接で退職理由を聞かれる

面接担当者が退職理由を質問する意図に、当社で働いてもらってもまた辞めてしまっては困るので、理由を探り原因を特定して採用してもやっていけるかを確認するためである。回答するポイントは、以前の会社の悪口、愚痴や不満に終始するのではなく、改善できるよう自分なりに努力してきたと言うことも伝えるようにする。

会社を退職する理由でもっとも多いのが人間関係といった職場環境なのだが、たとえそうであっても決して「人間関係がいやになって……」と回答しない。自分のどこに問題があり、それを改善したいのかを伝えるようにしよう。

当社は第一志望ですかと聞かれる

面接担当者がこの質問をする意図は企業により理由がさまざまである。内定後の入社確率を割り出したい、どうしてもこの人材が欲しい、回答しにくい質問への対応を見たい、など。

この質問への対応は結構悩むところがある。「もちろん第一志望です」と伝えて面接担当者を安心させたい。志望会社への熱意を伝えたい。しかし、他の会社も面接している場合、嘘を言うことになる。面接担当者は人を見るプロであるため、嘘がばれてしまうと面接は失敗で終わってしまう。したがって、本心を伝えるのがベストであろう。はっきりと第○志望などという必要はないが、入社することに前向きである意志を面接担当者に伝えるように発言しよう。このとき優先順位をまだ決めていない旨を付け加えると印象がよい。

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