- 質問
- ……なるほど……○○大学卒ですか。まったく聞いたことのない大学ですね。
- 回答
- あまり有名でないかもしれません。新しく設立されたばかりですのでOBも少なく、知名度には欠けています。
- 質問
- それで、どんな大学なのですか?
- 回答
- まだできたての大学ですから、学内の雰囲気は元気で溢れています。その点、学生だけでなく、教授陣も意欲的で、私は実践的な経営学を学ぶことができたと思います。
ここまではっきりと大学ブランドについて礼の欠けた面接担当者はいないと思うが、それでも企業の大学ブランドへのこだわりを根強く持っているところも多い。また、学生自身にもコンプレックスがあり、三流大学卒は面接に不利という思いを必要以上に抱いている面があるのも事実である。だが、よく考えてみて欲しい。三流大学卒がダメなのであれば、まず書類選考で落とされているはずである。しかし、面接に呼ばれたと言うことは、何かしら人間的魅力を感じたからこそではないか。そこは自信を持っていい。
したがって、面接志望者自身が三流大学卒であるというコンプレックスを持つ必要はないのである。回答例を見てもらうと良いのだが、自分が卒業した大学に自信を持ったうえで、どのようなことを修得したか面接担当者にアピールしよう。
はい、確かに偏差値は並以下の大学です。ほとんどの学生は勉学よりも遊びを優先していました。しかし、私はそのような学生とは異なり授業とゼミを欠席せず積極的に取り組んでいましたし、誰よりも勉強してきたつもりです。
自分が卒業した学校を悪く言う人物は結構多いのだが、それは冗談や自慢も含まれている場合が真意であるため、逆に見苦しいだけなので出身校をとぼしめる言いぐさはやめるべきである。謙虚さを押し出したかったかもしれないが、面接という場にはふさわしくない。しかも、自分だけ特別な言い方も良くない。これでは他者をおとしめて自分をよくみせているだけだ。面接担当者の印象は良くないであろう。
- 出身校に対するコンプレックスをもっていないか考える
- 出身校の良かったところ、又は他の大学にはない個性的なところはないかまとめる
- 他の大学や学部を悪く言わない
- 自分が如何にやる気があるかをアピールする
- 大学ブランドが仕事をするわけでない。要は大学で学んできた自分が社会でどのように頑張り活躍できるかをアピールしよう