志望動機を極めよう

転勤で地方へ行ってもらう場合がありますよ

見本となる回答

  • 質問
  • 本社(東京)だけではなく、地方へ配属される場合もありますよ。
  • 回答
  • 全国展開している御社では当然であると思っています。
  • 質問
  • そうですか。将来、地方に転勤となる場合もありますよ。
  • 回答
  • はい。承知しています。
  • 質問
  • その場合、家庭はどうします?
  • 回答
  • まだ、結婚していないため、現実感に乏しいのですが、単身赴任など最良の方法を熟慮します。

この質問の意味

会社の方針に従う意志をもっているか

全国に支社・支店・事業所を展開している会社では転居を伴う転勤も珍しいことではない。会社があなたと適材と判断し適所であると考えた場合、転勤による地方は遺族に拒否するいわれはない。しかし、入社してから転勤は考えていないとして、辞められてもらっては困ってしまう。その意味で、この質問は採用前の事前確認となるのだか、やる気を問いただしているだけでなく、会社に対する忠誠心にも踏み込んでいる質問だ。

また、転勤による「家族の問題」についてもふれているが、将来の生活設計についてもしっかりイメージして回答できるように準備しておく必要がある。

NGワードと回答例

会社の方針に従います。しかし、転勤期間はどのくらいになるのでしょうか。できるだけ本社に戻れることを望んでおります。

入社が前提であるため、転勤したくない、と回答することはできない。だが、このように本社に戻ることに関する質問をするのはいただけない。結局、面接担当者は面接志望者が転勤することを快く思っていないということを感じ取ってしまうためだ。志望会社の転勤有無については、OB訪問といった会社研究において情報収集しておかなくてはいけないことである。面接の時点で転勤の拒否は御法度だ。

転居を伴う地方配属といった転勤は生活に及ぼす影響が非常に大だ。単に入社熱意を示し、面接さえ突破できればいいと安請け合いすれば、後々後悔することとなる。しかし、この場合は、面接突破することが目的であるため、基本的に会社の方針に従う回答をするようにしよう。

回答のヒント

  1. 志望会社の転勤有無に関して情報収集が事前にできているか
  2. 無難回答としては「会社の方針に従う」でよい
  3. 将来の生活設計もきちんと組み立てて面接に臨む

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