- 質問
- あなたがいつも大切にしているもの、又は大切であると考えているものはなんですか?
- 回答
- はい。大切にしているものは友人です。友人と交わした約束は大事にしています。
- 質問
- 友人を大切にする理由は何ですか?
- 回答
- 私にとって友人はかけがいのない心の支えです。また、これまでともに行動したことによって信頼関係ができていると思います。したがって、約束を守ることはとても大事なことであると考えています。
会社・企業など関係なく、多くの面接担当者は会社員にとって大切なことは「信用」であると考えている。もちろん、信用の他にも大切なことは多くあるが、相手と信頼関係を築くと言うことはビジネスにとって基本中の基本である。したがって第一に信用が大切だと面接担当者は考える。
たとえば、社内的に「この仕事は彼に任せれば問題ないだろう」と上司または同僚に思われること、社外的には「○○会社(の○○さん)ならまかせて大丈夫」と言われたり思われたりするのが信用である。
信頼の他にもふさわしい例はあるが、自分が普段大切にしているものから、人間としての懐の深さを面接担当者に伝えることができれば良いアピールとなるだろう。
私が普段から大切に考えているものは人を思いやる心です。思いやりやとは相手への心配りであり、自分が相手にどのようなことができるかを考えることです。
この回答例は「思いやり」が大切であると述べているが、普段の生活において大切にするものの対象にはならない、というわけではない。思いやりの心を大切にすることは大変素晴らしいことである。
しかし、面接の回答としては少し抽象的過ぎるのである。また線が弱いのも難点である。 この質問に対して回答する場合は、個性を前面に押し出すことのできるインパクトの強いものが好ましい。さらに自分の長所をさりげなくアピールできるのであれば申し分ない。しかし、名句や名言を並べて回答する必要はないので注意しよう。
- 信条・家族・友人など、普段から大切にしていることを考えてみる
- 自分がなぜ、信条・家族・友人などを普段から大切にしているかをまとめる
- テレビドラマ・映画など、メディアで多用される名言や名句は安っぽくなりがちなので使わないように