集団面接の形式確認をする。
面接通知が届いたら個人面接か集団面接かをまず確認しよう。もし集団面接であった場合、一般集団面接か自由討論式集団面接か、あるいはディベート式か、集団面接の形式を確認する。自由討論式あるいはディベート式であれば、討論テーマについて下調べをするなど事前に必ず勉強しておく。
集団面接は三種類あるがそれら形式にかかわらず、面接担当者はあなたのことを同席する他の面接志望者と比較している。見比べているポイントとして基本的なマナーなどである。この時点で面接担当者に目をつけられなければ採用の望みは薄い。
そのため、集団面接では入室前から他の面接志望者を確認し、姿勢などその場ですぐに解決できる些細なマイナス要素をなおし、好印象を与えることができるようしておく。
また、会社側のチェックは入室前からすでに始まっていることを理解しておく。廊下で順番待ちをしている間、座る椅子がないからといいしゃがんだり、大きな声で仕事するようなことをしてはいけない。
集団面接の会場となる部屋のレイアウトは、面接担当者(複数)は必ず窓を背にして、面接志望者(複数)と対峙する形式をとる。これには理由があり、この配置だと面接担当者側からは面接志望者の表情・態度を細かく観察することに適している。
また、逆行は多少なりとも緊張感を高め面接志望者は「素」をさらけ出す。といわれているが、これは眉唾な話である。自然光が逆行になるような薄暗い部屋を用意しないし、会社側はそのような姑息な手を利用しない。このような話が出てくるほど、面接志望者にとって集団面接はストレスとなっている。したがって、集団面接の直前に深呼吸をするなど、緊張感を解きほぐしておくことが重要である。
- 集団面接は個人面接の延長である
- 自由討論式やディベート式であれば、テーマについて下調べをしておく
- 入室する前から面接志望者のチェックは始まっている
- 深呼吸をするなど緊張感に支配されぬように解きほぐす