- 質問
- 出世に対してあなたはどのように考えていますか?
- 回答
- できることなら出生を望んでいます。しかし、不必要なまでの出世戦争に巻き込まれたくありません。
- 質問
- 出世したくないということですか?
- 回答
- いえ、出した結果を公正に評価していただき、その結果として妥当な待遇を望むだけです。
出世というものは仕事で出した結果(成果)を積み重ねていくことで決まるものであるが、実際は熾烈な競争が繰り広げられているのが現実である。回答例を見ると無難であるが、新入社員としての新鮮さが感じ取れない。
ここではあえて「社長を目指したい」といい、学生らしい「やる気」を表現すると面接担当者に印象がよくうつるだろう。出世や社長になれるかが問題ではなく、あなたが何をしたいかという明確な目標を持っていることの方が大事である。出世を望むかどうかの質問に対して、仕事に対する意欲を主張するとよい。
もちろん考えています。入社する理由はそれ以外に考えられません。
入社目的の解釈を間違った典型的な回答だ。入社の目的は「自分の能力を生かして会社に貢献する」である。大きな仕事を達成することがなにより先決だ。出世のことしか考えていないような回答は面接担当者に印象を悪く与えてしまう。
回答例を見ると目的と手段が本末転倒だ。入社の目的はあくまで仕事で成果を上げることであり、出世することではない。出世を目的にしてしまうと、出世戦争に勝ち抜くことが目的となり、仕事をすることが2の次になってしまう。
- 出世の希望は会社への帰属意識を表現している
- 露骨な出世至上主義はマイナス評価につながる
- 出世するために必要な条件は何であるかを理解する
- あなたは出世意欲が強い人物をどのように思うか