面接志望者を多数集め、面接を展開する。自分の論理的な思考力および分析力など能力を主張(アピール)する場である。面接担当者3~4人に対し、面接志望者10~15人程度が一般的。
1次面接時によく使われる集団面接。エントリーシートと大差ない判断基準を行い、多くの足切りを行うことに適している。
あるひとつのテーマにおいて面接志望者内で自由に討論を行う。面接志望者の論理や発言に参加する積極性をみる。また性格もみられる。
面接志望者を二つのグループへ分割し、テーマに沿って討論を行う。このときひとつは「賛成」グループ、もうひとつは「反対」グループという立場となる。ひととおり討論を終えると、立場を入れ替えて再び討論を行う。
個人面接は面接担当者数人に対し、こちら一人で行う面接だが、集団面接は数人から十数人で行う面接で、最近ではこの形式を取り入れた企業が増えてきている。集団面接には上記で示したとおり3種類ある。
一般集団面接は、個人面接で行う質問とそれほど差はない。一般的に1次面接として利用されることがほとんどで、時間をあまりかけずに選考するのに適している。
自由討論式集団面接、ディベート式集団面接は、2次または3次面接として行われるケースが多い。
- 多数のライバルが同席している。そのため回答および意見など常にライバルと比較対照されている。そのことを頭に入れて対応する。
- 自由討論やディベート式のテーマは面接通知時にあらかじめ記載されている。しっかりと予習しておく。
- 発言するときは、室内全体に声が届くように大きな声で、ハキハキと行う。
- 自分が発言する機会でないとしても決して気を抜かず、他の面接志望者の動向(発言)をうかがう。