- 質問
- 「優」の数が少ないですが、理由はどこにあると思っていますか?
- 回答
- 学業を疎かにしてよいとは考えていませんが、アルバイト・サークル活動にて人間関係を考察する実社会の体験学習に力を入れたためだと思います。
面接担当者の心理を考えると成績優秀な人物を採用したいところだろう。成績が悪い面接志望者には不合格とすればよい。もっというのであれば面接に呼ぶ必要もない。しかし、面接をするのには何かしらの理由があるためだ。「成績はよくないが、どこか惹かれるものがある。それがわからないから会ってみよう」という意図が見え隠れする。
成績のことを言われ意気消沈する気持ちはわかるが、ここは切り替えて自信をもって回答し面接担当者に面接に呼んだことが正解であったと思わせたい。人間の魅力は成績表だけで伝わるものではない。たとえ学校の成績がよくなかったとしても社会に出て大きな成功をつかんだ人物は枚挙にいとまないのである。ペーパーテストでよい点をとることと、社会に出て仕事をこなす能力は必ずしもイコールとならないのだ。
アルバイトに忙しく、勉学に励む時間を割くことができませんでした。またサークルやゼミも忙しいこともあり……。
言い訳にしか聞こえない。これでは面接担当者に悪い印象しか与えない。「優の数が少ないことに恥ずかしいとは思っていません」ときっぱりと答えればいいのである。面接担当者は学校の成績が実社会の仕事に役立つことなんて思っていない。会社の社長や役員、幹部など優の数が多かった人物であったかというとほとんどがそうではない。面接担当者はそれを熟知している上で質問しているのだ。「仕事の成果で判断してほしい」と自信を持って言えばよい。
- グダグダと言い訳がましい回答をしない
- 優が少ないと言うことを恥ずかしいと感じていないと自信を持って伝える
- 学校の勉強が社会にほとんど役に立たないと言うことを知っておく
- 実際働いている姿を見て評価してほしいと主張する