- 質問
- あなたはどのような趣味を持っていますか?
- 回答
- 映画鑑賞や読書です。
- 質問
- 最近何か気にいった作品はありますか?
- 回答
- はい。映画なのですが先日公開された○○は公開日が大作と同じで目立ちませんでしたが、主人公を取り巻く友人と家族の触れあいをみて、心が温かくなり大変感動しました。
面接志望者がどのようなことに関心を持ち興味を抱いているのか、好奇心はどれほどあるか、情報に対するアンテナの感度はいかほどかなど、これらのことはその人の趣味を聞けばわかってくる。しかも、面接の場という固い話題で緊張感の高まっているところに、自分の好きなこと(趣味)を話すことで、面接志望者の緊張を和らげることに一約買うことにも繋がる。しかし、いくらソフトな話題とはいえ、面接志望者がリラックスすることから新たな一面を引き出すこともできるのではと面接担当者は考えているので油断はしないように。
回答例を見てもらうと良いのだが、あくまで趣味は趣味として捉えられるような内容で回答しよう。仕事に差し支えるような内容ではいけない。これは仕事よりも趣味を優先するのではと面接担当者が思ってしまうかもしれないため。
また、趣味は仕事で抱えたストレスの発散をサポートする効果もあるから、その発散方法や趣味のジャンルによって面接志望者の人間性が見えてくるのである。
私は車がとても好きです。好きと言いましてもドライブではなく、1970年代の古い車、いわゆるビンテージと呼ばれる車を見たり、レースや制作におけるこぼれ話を読んだり調べたりすることが好きです。そのなかでも私が愛して病まない○○メーカーの○○エンジンは……。
人は好きなものやこと、自分が得意とする分野について話すときは、つい饒舌になってしまうものです。いくら面接の緊張感から解放されたからといって調子に乗り、面接担当者のペースを考慮せずにグダグダと話し込むのはもってのほかです。自分でも気づかないうちに自分の世界に没頭してしまう瞬間を面接担当者はしっかりと見ている。
すると、面接担当者は話の内容をきかず、「夢中になると相手のことを考えずに行動する。気遣いのできない人物」というレッテルを貼られてしまう恐れがある。回答例はまさにその典型的な例であり、このように相手のことを考えずに長々と話す行為はやめよう。
- それが趣味となったきっかけをまとめる
- 趣味から得ることのできたものはなんであるか?
- 専門用語を多用して長々と趣味を語らない
- 仕事よりも趣味を優先するような印象を面接担当者に与えない