学校の校風や特長など、いつもはほとんど意識しないものなので、面接担当者に突然聞かれても回答することに戸惑ってしまうであろう。したがって、事前に調査しておき頭にたたき込んでおくこと。高尚の由来、創立した年などはよく質問されるので必ず覚えておく。
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面接の質問と回答例 >> 在学中の生活に関した質問(学校生活) >> 学校の校風と特長は?
回答 1
私の学校では、生徒一人一人の自主性を重んじ、自立した人間を育むことが教育目標です。実際の学校生活でも、校則が厳しいものとは思わないですし、伸び伸びした雰囲気のある学校です。体育祭や文化祭などのイベントでは、企画から準備・運営までを生徒にまかせて行われるのが伝統となっています。
体育祭や文化祭などのイベントを例えにして「生徒の自主性を尊重」する校風を面接担当者へ上手に伝えている。またこの回答例からは面接志望者が学校のことを好きである様子がわかるので印象も良い。
回答 2
毎年全国大会に出場している運動部がいくつかあり、スポーツがとても勢いのある学校です。またスポーツが盛んだからといっても、勉学がおろそかになるようなことはありません。文武両道がモットーであり、進学校ほどではありませんが、勉強にも力の入れている学校です。
スポーツが盛んでありつつ勉学にも力を入れているという点は印象良い。欲を言えば、「空手部に所属し高校3年では副部長をしていました」や「期末試験の時期になると学校の雰囲気が引き締まりました」など、具体的な点を述べるとなお良いであろう。
回答 3
学校には休まずに毎日しっかり通っていますが、校風がどのようなものであるかを先生から教えてもらったことがありません。学校の特長はというと、元気で明るい生徒が多く活発な雰囲気がある、というところでしょうか。
たとえ校風を教えてもらっていないことが事実であっても面接でなんでも正直に話す必要はない。面接担当者は面接担当者が学校生活をどのようにして過ごしてきたかも知りたいのだ。この回答例は面接志望者の準備不足が顕著にあらわれており、マイナス評価になってしまう。