- 質問
- 当社は業界2位であることをしっていますか?
- 回答
- はい、会社研究により知っております。
- 質問
- それでは、なぜ2位の当社を志望したのですか?
- 回答
- 2位の企業には1位となる目標があります。自分もその目標の力となり、業界トップとなる喜びを感じたいと思っています。
この質問は2位とあるが、1位でなければどれでもあてはまる。大企業や有名企業でないところは、面接担当者からこのような質問をされることが多い。面接担当者が自社にコンプレックスを抱いているため「業界2位の当社はこの面接志望者にとって第一志望でないのではないか」という懸念を抱くのだ。滑り止めとして面接にきたのではないかと思われているのである。このような面接担当者の不安を払拭すべく、会社の魅力を存分に語り、第一志望であることを強く主張するとよい。どうして自分はこの会社でなくてはいけないのかということを自分の言葉で訴えよう。
業界の順位に関心ありません。働きがい、やる気を促す職場であるのなら、私は全力で働く覚悟があります。
順位を気にしないのはいいすぎかもしれない。面接担当者に対する説得力にもいささか欠けるところがある。なぜ順位に関心がないのかを具体的に説明する必要がある。
たとえば「業界トップの企業より、2位でもよいので、個性ある企業で働きたいと思っている」や「大企業にはできないきめの細かい仕事を成し遂げる」などが模範だ。また、中堅企業の場合、「大企業の組織で歯車の一つになるより、自分の仕事や成果が目に見える形で表れる方がよい」などと面接担当者を納得させるようにしたい。
- 会社の経営理念、創業者の言葉など会社の魅力となる箇所は必ずどこかにあるはず。それを見つけ語り、第一志望であることを主張する
- 小さな規模の組織にはどのような魅力があるか見つけ出す
- その会社の製品・商品に他社にはない魅力を見つけ出し語る