- 質問
- 学生の時にあなたが学んだことは何でしょうか?
- 回答
- はい。学生時代は将来自分がどのようなことに携わるかを決める時期と考えていました。3年の時に自身初の海外旅行でフランスへ旅行しました。お金がなかったのでリッチな旅行ではなかったのですが、知り合ったフランスの学生との交流は得難い思い出で、現在もメール交換をしています。この旅行をきっかけにフランス語を真剣に勉強しマスターしました。経験とフランス語を生かして御社の海外支店で活躍できたらと考えています。
大変抽象的な質問で面接担当者によって質問の真意は違ってくるかもしれないが、面接担当者の話をまとめてみると、学生生活を通じて勉強以外にどのようなことを学んだか、又は何を得たかに集約できる。また、どのような人生観を持っているかも問われていることにもなるので、具体的な回答でアピールしよう。
回答例を見てもらうと良いのだが、印象に強く残っているエピソードと、それを通してどのようなものを得たのかについて、回答パターンをいくつか用意しておくと万全だ。
大学時代は社会人になるための基盤作りとなる時期ですので、様々なことを経験し、苦手な分野も勉強することと考え、できること全てに挑戦しました。サークル活動で協調性を学び、アルバイトで一部とはいえ実社会に触れたことは得難い経験でした。積極的な行動力で学生生活を送ることが、自分を大きく成長させることになると考えています。
この回答例は模範的回答といえる。何事も挑戦するという向上心は素晴らしいではないか。さらにそれがしっかり身についているのであれば期待も大いにできるであろう。
しかし、面接担当者はこのような模範的回答は聞き飽きている。質問に対する回答にはふさわしくない。あなたが面接する前に面接担当者はこのような回答を何十回、何百回も聞かされているのである。
他ページでも述べているように、学生生活を意義のあるものにするのは当然のこと。その上で「自分を変えてくれたもの」について具体的に話そう。
- 学生時代の印象に残るエピソードを紐解いてまとめよう
- 成功や失敗、恥ずかしかったこと、なぜそのようになったか、失敗や成功の原因を考える
- 学生時代で得た経験で何を学んだかをまとめる
- 学生時代に学んだことが、社会に出てどのように役立つかをアピールする