志望動機を極めよう

志望動機をうまく伝える秘訣

一言メモ

熱意の大きさは面接直前までに調査した情報量により決定する。

とにかく(志望)会社が好きだ

志望動機は「とことん御社に惚れ込んでいる」と訴えるにことにつきるだろう。気に入った女性にアプローチする感覚と同じである。相手に受け入れてもらうためには、ライバルが気づかない相手(志望会社)のよいところを見つけることが秘訣となる。たとえば、部品業界などには、ある特定分野において群を抜いてシェアを誇る会社も存在する。独自の事業展開力を持つ会社は将来有望である。また、有名業や大企業では、他の人の知られていない弱点があることも多い。このような重箱の隅をつつくような念入りな会社研究を積み重ねることにより、自分しか言えないオリジナル性ある志望動機ができあがる。

マニアックさが長所になる企業もある

会社ではないのだが、この業界、この仕事が大好きというケースが存在する。たとえば、音楽ソフト業界。この業界では、アーティスト名や作品名などマニアックと思えるほど、業界事情に詳しいことを示すとよい。オタクっぽく攻めてもよいのだ。それも、業界の重箱の隅をつつくような知識であるとなおさらよい。このような業界においてマニアックほど歓迎される向きにある。出版業界においても同様のことが言える。

裏技は詳しい業界知識

一般事業を展開する企業においても似たようなことは言える。建設会社であれば、著名な建築物や建設技術。食品業界であれば、毎年市場に投入される新製品の種類や数。機械業界、化学業界、事務機器メーカーなどの業界構造と知識。これらのことをきちんと下調べを行い、志望動機の中に組み込むことは「この業界がとにかく好きで、他の仕事のことは考えられない」という気持ちを面接担当者に訴えることのできる裏技になる。

理想だけで志望動機を語らない

しかし、いくらその仕事が好きであるからといって最初から最後まで、好きだということを訴えていては内定を得られることができない。また、専門家以上の知識やビジネス最前線の営業マン並の最新情報を集め、知識としお披露目しても、それを仕事との関連性を絡めるなど、熱意や能力を融合させた内容でないと面接担当者を納得させるに至らない。

その仕事が好きであるということを裏付ける具体的なビジョンを付け加えることが大切である。

職種・職業別の志望動機

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