普段お金をどのように使っているかの回答により、面接志望者の金銭感覚や計画性があるかないかが伺える。嘘をつかずに回答するのは当たり前だが、具体的な内容を問われない限りは、金額を細かく回答しなくてよい。蛇足にならぬよう意識しておこう。
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回答 1
趣味が音楽・映画鑑賞ですので、主にCDやDVDの購入に使っています。また季節の節目に服や靴を新調したり、デートのときの飲食費にも使っています。また、これまでもらってきたおこづかいは全て使わず、自動車免許の取得資金として毎月少しずつですが貯金をしています。
この回答例におけるお小遣いの使い方は健全である。また、自動車免許という目標のためにしっかりと貯金している姿勢は面接担当者に好印象を与える。計画性もばっちりだ。
回答 2
バイクが趣味ですので、カスタムするためのパーツや参考にする雑誌などに使用しています。おこづかいが不足してしまった場合は、親に正直に話し、援助してもらうこともあります。
趣味にお小遣いを使うことは問題ない。問題なのは後半の親から援助してもらっている部分である。実際にそうしてもらっていてもわざわざ聞かれていないことを話す必要はない。
回答 3
月々1万円の小遣いをもらっていたのですが、最近は携帯電話の利用が行き過ぎて3万円を超えるようになりました。そのためお小遣いをもらえなくなってしまいましたが、ゲームやお菓子など欲しいときは、正直に話すと出してもらえますので助かっています。
お小遣いを計画的に利用している場合は金額を明確にしても差し支えないが、自分の浪費を強調するような金額提示はNGだ。このような回答は親の過保護さ、本人の金銭感覚が皆無という点が際立っているため面接担当者からの印象は悪くなる。