昔は断然「仕事」という回答が圧倒的であったが、現在は男性でも仕事より家庭の方に優先度を上にもってくる人が増加している。たとえ「仕事」と回答したとしてもそれが採用に結びつくという訳でもないから勘違いしないように。いずれにしても、回答の仕方や、優先度が高い理由などがポイントとなる。
トップページ >>
面接の質問と回答例 >> 会社・労働意識に対する質問(会社) >> 仕事と家庭の優先度
回答 1
まだ会社で仕事を行った経験もありませんし、結婚して家庭を持つことも想像つきませんので、回答することが難しいです。しかし、いまの気持ちを伝えるのであれば、就職することに気持ちが集中していますので、仕事を大切にしたいと考えています。
この手の質問は回答が難しい。いわゆる「意地悪な質問」である。どちらを選択したとしても内容ではなく、回答の仕方を面接担当者は見ている。回答例のような素直な印象を与える言い回しは好感がもてるため模範的回答である。
回答 2
はい、私は家庭の方に優先度を高くしたいと考えています。理由を申し上げますと、まず家庭を大切にすることが、すべてにおいての基礎となると思っているからです。家庭が安定すれば、仕事にも集中できると考えています。
家庭を大事にしたいと考えている理由が、明確に述べられている点がよい。家庭を大切にすることによって仕事にも打ち込むことが出来るとつなげている点もグッドだ。
回答 3
はい、現時点ではどちらともいえません。考えてみますと、仕事の集中しすぎで家庭をおろそかにするのは良くないですし、また家庭を大切にしすぎて仕事を中途半端にするのも違うと思います。両方のバランスだと思います。
確かにまだ経験のない仕事と家庭を持つということの含まれている質問には回答が難しいところもあるだろう。いっていることもあながち間違いでもない。しかし、面接の場では「どちらともいえない」と回答するのではなく「両方を大事にしたいと思います」くらいのポジティブな意見を述べたい。